遠藤さんはびっくりして私を見ている。 言わなきゃ…。 友達作るために頑張るって櫻庭くんにも言ったんだから…。 「あの、遠藤さん! 前にわたしが消しゴムを忘れた時、貸してくれてありがとございます。 ずっと、お礼が言いたくて…。 それと、私と友達になって下さい!」 勇気を振り絞って言う。 こんなに友達を作るのに勇気がいるだなんて思わなかった。 今度は威圧的にならずに言えた…はず。 特に何も反応してくれない遠藤さんに不安になって私はしばらく待っていると、遠藤さんがクスクスと笑った。