僕等、リア充撲滅部!

「あ、悪い。説明不足だな」

俺は黒板に説明を書いた

①俺以外、皆は授業は出ずに校庭の茂みに
スタンバイ

②開始から10分後皐月が
校庭の真ん中に行きクラッカーを鳴らす

③皆が窓を開けて皐月を見物するときに
俺がパフォーマンスをやる

④そこで部員全員が校庭の真ん中に
集まりこの模造紙を広げて宣伝!


「へー、なかなかいいじゃん!」

「模造紙ってこれですか?」

藤岡が横長の達筆で

『リア充撲滅部、部員募集!』と書かれた

模造紙をとりだした

「そうそう、それ」

「…で、楓がやるパフォーマンスって?」

「それは、その時までの秘密♥」

「…キモ」

理絵酷い…、俺泣いちゃう!