「皐月、今、笑い声聞こえなかった?」

「う、うん、聞こえた」

俺達はソッと科学室のドアを開けて

覗いてみた

「まつ…もと…?」

そこにはボロボロになった松本がいた

「あと、松本の彼女だ…」

栗色のストレートの髪の女子が

松本の肩に寄っかかっている

顔は並というところか…

「くっ!科学室という神聖な場所で
イチャイチャしやがって!」