僕等、リア充撲滅部!

俺は松本と目が合ってしまった

「皐月……、許してください…」

松本は涙目でそう言った

「…………………」

俺は無視して楓を追いかけた

後ろで膝が崩れる音がした

多分、松本。あいつにはもう、

なにもない

当然の報いだろう

俺と楓は奏多さんのところに行った

奏多さんは取り巻き達に囲まれている

取り巻きの中には輝いた笑顔をしている

花宮さんがいた