僕等、リア充撲滅部!

『なんだって!?
もしかしてのもしかしてか!?
至急、美少女に向かわせる
俺もすぐに行くから待ってろ!』

俺は『了解!』と打って返信した

そして花宮さんと松本の様子を見る

「じゃあ、なんだね?」

「別れて欲しい」

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

はい!来た!きました!これです!はい!

松本は驚きと怒りの感情がまざったような

顔で花宮さんに聞く

「なんでですか?」

「奏多を好きになったから…」

「沖野奏多ですか?馬鹿ですか?
好きになったところでどうですか?
遊ばれて捨てられるに決まってる!」

いや、松本より奏多さんに遊ばれた方が

いいに決まってんだろ…

「それでもいいの、私は奏多に尽くしたい
ただそれだけ。あんたみたいにネチネチ
していないし、爽やかだし」

花宮さんは深呼吸してこう叫んだ

「2股なんてしないしね!!」

あ、気づいてたんだ…

松本の顔はひきつっている

「ということで、さ・よ・な・ら♥」

花宮さんは松本に背を向けて

かっこよく去っていった