僕等、リア充撲滅部!

「きゃっ!?」

花宮さんがよろけた

楓はお構いなしに逃げ去った

奏多さんが花宮さんを助けるように

抱き抱えた

「ごら!楓!!…あーもう!
…………ごめんね!花宮さん…」

奏多さんか微笑む

花宮さんはハートを掴まれた顔をして

頬を赤らめた

「だ、大丈夫…よ」

「よかった…」

奏多さんは花宮さんから身を引いた

「ほんとにごめんね…
あのさ、お詫びにご飯奢らせて!」

「…………!?べ、別にいいけと」

「じゃあ、食堂の入口で待っててね」

「わかったわ」

「じゃあね(微笑」

そう言って奏多さんも楓を追いかけるように

去っていった