奏多は、女を振り切って俺のところに

来てくれた

「楓、どうした?」

この爽やかイケメンは、俺の友達の1人

沖野 奏多 <オキノ カナタ>

身分低い俺がなんで身分がお高い奏多くんと

お友達なのかって?

まぁ、俺たちの会話を聞けばわかるさ

「奏多にさ、協力して欲しいことがある」

「協力?なにをすればいい?」

「この女を落としてほしい」

俺はターゲットの写真を渡した