「もういいわ、許可します。」

校長はやれやれという顔で用紙を受け取った

「部室は、2階の音楽室の空き教室ね」

「あざす」

俺と皐月は、校長室をでた

そして皐月は俺を睨んだ

「いきなり走り出してどうしたのかと
思ったら…、どうゆうこと!?」

「まぁ、いいじゃん。一緒に
活動してくれるだろ…?」

皐月は、校長のようにため息をついた

「仕方ないなぁ」

呆れ顔だった

「楓に協力してやるよ」

皐月は優しい笑顔を俺に向けた

俺達は今日もまっすぐ家に帰った