僕等、リア充撲滅部!

『楓くんの夢は...?』

少女が俺の目を見つめる

「俺の夢は...」

ズキンッ ズキンッ

「俺の...夢は...!」

そのとき、まばゆい光が俺を

包み込んだ

うッ...眩しっ...




「はっ...はっ...」

俺は目をさました

呼吸が荒くて汗だく...

それでもかまわず俺は勢いよく

階段を上がり自分の部屋に入る

押入れを開けて何かを探す

...俺はいったい、何を探してるんだ?

手が何かを探す

俺の意思で...

「...これ...」

俺は一冊のアルバムを手に取った

ゆっくりと1ページ1ページめくる

...懐かしい

そして次のページをめくったとき

手がぴたりと止まった

一枚祖写真に目がとまった