僕等、リア充撲滅部!

「ま、無事で何よりだ」

皐月はそう言って俺の右肩に

手を置いた

...なにこいつら

俺が殺されてると思ってたのか?

「......がって...」

「え?なに楓?」

「おいていきやがってええええ」

「あいだたたたたたた
 アイアンクローはないってばあああ」

皐月が悲鳴を上げた

俺は手を放す

「ま、いいや。帰ろうぜ」

「夢はみつかったの?」

首を傾げながら奏多は聞いてきた

「いや、じっくり探すわ」

「そっか」

俺たちは肩を並べて帰った




そして自宅

俺はソファーにあおむけで倒れこんだ

「ふぅ~、疲れたな」

俺はさっきもらった壱胴さんからもらった

電話番号を取り出した