僕等、リア充撲滅部!

あははは、うふふふと笑い声が聞こえる

...あぁ、俺だけ......

俺だけ取り残されてゆく...




ガタンッッッ!!!

「「「「「「!?」」」」」」

バタバタッ

楓が俺の所へ慌ただしく近寄ってきた

「皐月!?大丈夫か!?」

誰か俺の頬をペちぺちと叩いている

「どうしよう...楓。起きないよ!?」

「と、とりあえず、救急車を呼びますね!」

あれ...なんで皆騒いでるのだろう......?

ぼやけた視界から見えたのは椅子らしきものが

倒れている風景だった

あはは、俺、椅子から落ちたんだ...

ださ...

「救急車、来ましたよ!」

藤岡さんの声が聞こえた瞬間

俺は、気を失った・・。