僕等、リア充撲滅部!

「こんなのは嫌だああああああ!!!」

だあああああ

だあああ

だああ

会場に俺の声が響き渡った

沈黙が流れる

「さ、皐月さん。大丈夫ですか?」

「あ、大丈夫...」

うわ、恥ずかしい...

自然と顔が熱くなる

またコンテストは普通に開始

男たちは純白のドレスを着てあるく

だが、龍橋は違った

赤いウエディングドレスを着た龍橋がいた

「おーほほほほほ!私って美しいわ!」

くるくると回り始める龍橋

もはや狂っているようにしか見えない  

皆、迷惑そうに見ている

その時―――