「か、楓ええええええ!」

俺は、メロスのように走りだす

「はヒィィィ!?な、なんれしょう!?」

楓の肩を強く掴んだ

「ゼェゼェ…心音さんを…ズェズェ…
 振った理由が…ゴフッ…わかったんだ…ウホゥ」

「ぬぅわ!ぬぅわ!ぬぅわんだってええ!?
 ………てか、お前大丈夫か?
 口から血が出でっぞ?」

「気にするな…(´-ι_-` )フッ」

「そ、そうか、とりあえず
 放課後に緊急会議だ」

「了解でっさ(`・ω・´)ゞ」



そして放課後

いつものように皆集まった

「ゴホン!えー、皆に皐月くんから
 ご報告がある!」

「……なに?」

俺は教卓の前に立った

「心音さんの事です」

「何かあったんですか?」

藤岡さんは心配そうな顔でそう言った