「俺もお前の事一年の時から見てた。俺がバレー部でお前がバスケ部でよかったな……」



そう照れくさそうに言う池谷の頬は心なしか赤くなっているように見えた。



「あ、あそこ入ろ?」

戻る途中、海の店が見えた。
小物屋さんの様だ。


そこで売っていたバレーとバスケのアクセサリーを買ってくれた。






本当にバレー部でよかった。

じゃなきゃ、
一つ屋根の下、
こんなに仲良くなることなんてなかったと思うから……