先生 ~大好きな人~



「お兄ちゃん!
美咲怖がってる」

杏奈が私の反応をみて
お兄さんを注意するなか


先生の手が私の身体を包んだ

「美咲は俺の婚約者だ、
誠二に乗り換えるかよ」

不意に香る、いつものコーヒーの香り
その香りがもっと私を包み込んでくる


「先生、、好き、、」