「……信じるって決めたんだから 信じなきゃ……」 もし、先生が麗華ちゃんと何かあったとしても 私は先生を信じよう…… 「あ、今日も先生のところ行くの??」 「うん! いつ目覚ますかわからないから…… 覚ましたとき逃げられないから ちゃんと話をするつもり」 そういって微笑む私だけど 杏奈の心は 案外美咲は怖いのかもしれないと 思っているのだった。