甘くて可愛い彼のヤキモチ 【短編.完】



「何、その砂糖の様な甘ったるい会話は」

「あ、甘ったるいって」


昨日の出来事を親友の舞(マイ)ちゃんに話すと、舞ちゃんは女子からぬ口調でそう言い、右手で顔を仰ぎ始めた。

舞ちゃんは私と相馬くんが付き合っている事を知る唯一の人。というのは御幣がある。


あともう一人、私達の事を知っている人がいる。

それは、舞ちゃんの彼氏、友喜(トモキ)くん。

友喜くんは実は男子バスケ部に所属していて、相馬くんの幼馴染。


舞ちゃんは帰宅部で時々私の練習を見に来てくれる。

その時、隣のコートで練習している友喜くんが目に入って、段々と惹かれていったらしい。