「…り、梨奈も梨真も…冗談だろ、なあ?…さっき俺等は市民同士だって言ってた所じゃねぇかよ…?…陸斗からも何か言ってくれよ」 俺が助けを求めて陸斗を見ると、陸斗は二人を見つめたまま固まっていた。 「…ふふっ。ねえ、颯も[敵]なんでしょ…?…ぅふふ。痛くないから。心配しないで。…上手に食べてあげる」 梨真がグイッと顔を近づけてきた。 鼓動が早くなる。 「…颯…ばいばい?」 梨奈が自身の胸元で小さく手を振った瞬間… 二人が一斉に飛びかかってきた。