「…また…やっちゃった…。…ごめん、ホントに顔とか名前とか覚えるのが苦手で…」 「いえいえ!全然、大丈夫。転校してきたばっかりだし…しょうがないもん」 「…ありがと。…まあ、仲直りって事で…颯って呼んじゃって!…俺も梨真って呼び捨てで呼ぶからさ」 「仲直りって…私達、喧嘩してないじゃん…?…んー、いいや!…よろしくね、颯っ」 梨真はニコッと笑顔を見せた。 「…よろ、しく…」 俺はキュンッとなったのを咄嗟に隠そうと、梨奈の方を向いた。