「…逆に負けたら…市民はほとんど消される…という事」 「…いやいや…ダメだろ、それ!」 「…うん」 「…何か良い手はねーのか?」 「…ん…どうだろうね…」 「…じゃあ、こんなのはどう?」 今まで黙っていた陸斗が、突然グイッと身を乗り出すようにして話に入ってきた。 「何?」 俺が尋ねると陸斗は口に指を当てて、内緒と合図を送ってきた。