暫く沈黙が続いた。 それを破るように、委員長が口を開いた。 「…白山絢音さんが村からいなくなりました。なので、絢音さんは追放したと同じ扱いになります。…絢音さんは市民でした。…残りは狼と市民と合わせて、12人です」 相変わらず冷静な委員長に、皆は明らかに戸惑っている。 …何だ、このゲームは…? …いったい…。 …それから、どうやって家に帰ったのかは… あまり記憶に残っていない。