「…うん。…私は消えない…。絶対に消されない」 「…約束」 颯は私に右の小指を差し出してきた。 「…約束」 私は颯の言葉を繰り返すと、自身の小指を絡ませた。 「…一緒に生き抜こう。…そうしたら…遊びに行くのも…約束」 その言葉に颯は頷いてくれた。 「…もっと…手を繋ぎたい。…キスしたい。…梨真の事を知りたい。…どれも、梨真がいなきゃ出来ない事ばっかりなんだよ…」 「…うん」