「離婚をする事は止めない。…それは、お母さんとお父さんの運命だから。…でも、私と梨奈の運命を変えるような事は許さないから」 梨真のハッキリとした言葉に唖然とするお母さん達をよそに、梨真は一呼吸おいてから再び口を開いた。 「…私は梨奈と二人で暮らしたい」 「え…っ」 私は思わず声を漏らした。 「…梨奈が嫌なら、強制は出来ないけど…」 「う、ううん!私も…梨真と一緒に…っ」 その私の言葉を聞いて、梨真はフワッと微笑んだ。