…しかし、ある日の夜。 お母さんもお父さんも家に帰ってきたのだ。 …私は滅多にない事に喜びを感じていた。 それは、きっと梨真も一緒。 …私達は、この後に何が起こるかを知らなかったのだから…。 私がお母さんが作ったハンバーグを食べ終わった頃。 お母さんが、ゆっくりと口を開いた。 「…お母さんとお父さんね…離婚しようと思っているの…」 「…え」 私は箸を空中に浮かせたまま、ただお母さんを見つめた。