数分して再びリビングに戻ってきた梨真は、私の隣に座った。 「…梨奈、ホントにこのテレビ番組が好きだね」 梨真がテレビを指差しながら、純粋に微笑んだ。 …迷いはない。 …梨真が悪いんだ。 梨真が…、 <ガチャ> リビングのドアが開いた。 凄い勢いで振り返った梨真を横目に見ながら、私もゆっくりと振り返った。 「…隆也君…?」 そこには隆也が手ぶらで立っていた。