…当たり前だ。 隆也が梨真を好きになった事が、私が別れるきっかけになったのだから。 「…別に、今さら怒鳴ってやろうって訳じゃないから」 『…え?』 「暇なら、今から家に来てよ。梨真を………抱かせてあげる」 『……は?』 「…好きなんでしょ?」 『…何で…』 「…良いの。早く来てね。家の鍵は開いてるから」 私は隆也の返事を待たずに電話を切った。 自分の部屋を出て、リビングに向かった。 そしてテレビをつけ、ずっとリビングにいた風に装う。