…今遅刻している早苗は、正直言って皆に苛められている子だ。 大人しいだけじゃくて、更に暗い感じの女子。 眼鏡で陰気で、まさに苛められていそうな子なのだ。 「…もう一度、電話をかけてみたらどう?あの早苗が無断で遅刻するなんて、考えにくいし…」 梨真が早苗をフォローするように言った。 「…だよね。かけてみようか」 そう言った私がケータイを開こうとした瞬間。 <~♪~♪> タイミングよく、私のケータイの着信音が鳴った。