「…ったく、何なんだよ…」 一人の男子がポツリと呟いた。 それを合図に、皆の愚痴が始まった。 「遅刻とか、マジうざいしー」 「…てか、そもそもアイツも人狼だって聞いた時点でうんざりしてたんだよな」 「あたしもー」 「何でアイツと一緒に行動しなきゃならないのかなー」 「あはは。確かに」 その場にいる、ほとんど全員が愚痴をこぼしていた。 誰にでも優しい梨真は、少し不満そうに皆を見ている。