「…あのさ…人狼…私なんだよね…」 「え…?」 「…他の人狼が誰かは分からないけど…とにかく私…人狼なんだ」 「…梨奈、冗談で言ってるなら…怒るよ?」 「……冗談なんかじゃないよ」 「……そう」 梨真は短く答えると、俯いた。 梨真の手が震えている。 梨真も、私を敵に回したくないと思ってくれているのだろうか…。 それとも…。 「…ぁはは。とんだ災難だねっ」 私の不安をよそに、梨真は笑っていた。