…今日の討論会が終わる頃には、気力を使いすぎた私はぐったりしていた。 「…梨奈!帰ろー」 慌てて顔を上げると、ニコッとした梨真が立っていた。 辺りを見渡すと、もう討論会が終わった皆は帰り始めている。 …梨真は、私の双子の姉。 とある理由で、私達は二人で暮らしている。 …でも大丈夫。 これが私達の運命なんだから。 「ん…大丈夫?顔色が悪いよ?」 ボーッとしていた私の顔を、梨真が覗き込んできた。