「…毎日のように人狼から電話がくるの。何でお前だけ逃げたんだ…。お前も消してやる…。殺してやる…。…って…」 ケータイを持つ茉子の手は、震えていた。 「…いったい…人狼は誰なんだ…?」 「……ひっ」 俺の問いかけに、茉子は怯えたように後退りした。 ケータイを投げ捨てた挙げ句に、ソファーから降りて壁際まで下がる。 「…いや…いやいやいやぁ…」 茉子の突然変異。 …それは異常な程だった。