「…そうだったら良いんだけどな」

そうして俺は、消えていなかった人物に会いに行く事になった。



…なあ、梨真。

梨真は…
ホントに消えちゃったの?

ホントは今頃、どこかで普通に暮らしているんじゃないの?

…なあ…。

…もう、この世にいないであろう人物とは付き合っているという関係がなくなるのだろうか。