「…今更、何なのよ!?ずっと怖かった!消されるかもって言うより…自分が消えていく人を選んでるんだと思うと…ずっと…ずっと…っ」 彼女は顔を両手で押さえて、崩れ落ちた。 「…ほら…千夏だけが悪い訳じゃないよ…っ」 もう一人の女子が、千夏と呼ばれる彼女に手を差し伸べた。 「…止めようぜ、もう。こんな話…喜ぶヤツなんていないだろ」 残った男子も椅子から立ち上がった。 「…大丈夫。帰ろ?」