「…それでは、討論会を始めてください」 委員長が頷いたのを合図に、討論会が始まった。 …大した議論もなく、少し時間が過ぎた頃。 「…梨真」 突然、一人の女子が言った。 「梨真でしょ?…人狼」 「え…っ」 思わずフラッと立ち上がった梨真を、俺は慌てて見上げた。 「私、梨真が人狼だと思う」 「ち、違う…よ?」