『梨真!?どうしたのッ?』 駆け寄ってきたクラスメートに、梨真はただ苦笑いを浮かべていた。 …そして今日は市民会議の日だったけど… 梨奈に断りを入れて、俺は梨真とデートに出掛けたのだ。 「…颯…遊園地とか…嫌だった…?」 ついボーッとしていた俺の顔を、心配そうに梨真が覗き込んでくる。 「…遊園地なんて…子供っぽいから…その…」 「いやいや!…梨真の行きたい所なら、どこでも良かったよ?」 咄嗟に、キザな台詞が口から出る。 …今日は、何だか上手くいかない日だなぁ…。