「…見損なっちゃったぁ」 「俺も」 「…あんな事、考えてたなんて知らなかった」 「…俺、隆也に言われて陸斗に一票入れたけど…ホントの裏切り者ってアイツじゃね?」 「…確かにー!」 陸斗に票を入れた三人が、次々に喋り出す。 「止め…止めろ…っ」 突然、隆也が両耳を押さえながらふらついた。 「俺は一番でいたかった…。…中心にいたかったんだ…っ」 隆也が独り言のように呟いた。