「委員長…?」
梨奈が不安そうに、俺の服の裾を握りしめてきた。
「…私はただ美希を消したかっただけなんです」
「…だから、理由を…」
「…私の兄は美希に殺されました」
「…え?」
委員長の衝撃の言葉に、俺達はただ呆然とするしかなかった。
「…私の兄は美希と付き合っていました」
俺は思わず声を上げそうになったのを堪えて、話の続きを促した。
「…仲良いカップルだって…少なくとも、私と兄は思っていましたよ。…でも本当は…美希は兄の事なんて一欠片も好きじゃなかったんです」
委員長は近くの花壇に腰かけて、俯いた。

