そうして、数時間が経った…。 「きく…ささ…佐々木君!…佐々木っ!!」 「は、はいっ」 俺がバッと横を向くと、女子が驚いたようにこっちを見ていた。 隣の席の… 確か、名字は中西だったはず…。 「…大丈夫?」 「…えっと…中西サン…だっけ?」 「うん」 「…その…俺、寝てた?」 「…寝てた」 「…マジかー。…転校初日から怒られるトコだったわ。ありがと」 「…あはは。いいよ、いいよっ。…皆から質問攻めで大変だったでしょ?」 「…そうそう」