「…完全に不利じゃん…」 「…だから前から言ってるじゃないの」 梨奈がフフッと鼻で笑った。 「まあ…私達も、それには逆らってやろうと思ってるけど」 「…逆らう?」 「頭脳派の梨真。行動派の梨奈。…最強の双子に任せておきなさいっ」 梨奈は子供みたいに腰に手を当てて言った。 「わ、私も…っ!?」 突然、話が回ってきた梨真は慌てたようにキョロキョロした。 「当たり前じゃん。頑張りまーす」 梨奈が梨真の手を掴んで、高々と上げた。