いや、別に怖いとかじゃない。 ただ… 裏切られたのがショックだっただけ。 …俺は未だに信じられないでいたんだ。 「…くそ…っ」 俺は泣きそうになったのを堪えるように、歯を噛み締めた。 かなり息が上がっている。 ふと目に入った誰もいない公園へ、俺は足を伸ばした。 ベンチへ腰掛ける。 全く雑草とかの手入れがされてないみたいだった。 …今の俺には幸いだったけど。 …誰にも会いたくなかった。 …ずっとこのまま…。