山崎丞とかいうやつ好きな人ー!はーーいっ(・д・)ノ

しばらくして山崎さんが櫛と髪紐、さらし、そして

淡いピンク色の風呂敷に包まれた大きな物

を持っていた。

「お、着替え終わったんか。ほな、これ。」

「え、と…これは?」

「ん?これは~、まぁ、入隊祝ってとこやな」

山崎さんはそれらを顔に近づけておどけて見せる。

「ありがとうございます。」

そう言うと山崎さんが私を後ろにして髪の毛を結ってくれた。

櫛で髪をとき、髪紐で高いところで一つに結う。

「これは替えのさらしと、これは出掛けるときにでも着たらええ。」

私は風呂敷をほどいてなかを見た。

中にはきれいな小さい花の描かれた淡いピ

ンクと水色の着物と金色みたいな色の、シン

プルな帯、きれいな色の帯紐や帯留めなどが

綺麗に畳まれていた。

そしてその上にしゃらりと存在感を放つ簪がおいてあった。

「…綺麗、すごい…。」

「気に入ってくれたんならよかったわ」

にこっと笑う山崎さん。