ホッペを膨らませて抗議するも、お次ははよに華麗にスルーされ、マジ凹み。


「明日音楽室のベートーベンの絵にでも会いに行こう……」


「あああ!世那ちゃんがおかしくなっちゃった!!」


火の玉を放出していると、はよと静帆に私の部屋まで引き摺られた。


だーかーら!!ここ私の家なのに、なんで2人が好き勝手してるのよ~~~っ!!


「―――で!?昨日言ってた2人の話って、何なのさ!?」


やさぐれた私は、用意したお菓子をバクバク食べながら問い質した。


璃々の顔がヒクヒク引きつってるけど、いいもんねーーーっ!!