ヒマだったのは事実だったので正直に答えると、面倒くさい事になった。


「だったらお使い行って来てくれない?晩ご飯作るのに、野菜が足りないのよ」


「え~~~…お兄ちゃん達はーー?」


私には大学生の兄が2人いて、上は4年生で下は1年生。


確か2人共家にいたハズなのになんで私なのか分からず、思わず不満気な声を出していた。


「今2人共手が離せないのよ…お願い世那。お釣りお小遣いにあげるから」


「…………行く」


実はマンガを買うお金がピンチな私、臨時収入につられてお使いを承諾してしまいました。


でもめんど……