「世ぇー那ぁーーー!おっはよーーー!!」


「今日も相変わらず天然っポイですね!!」


「にょあっ!!」


自分の席に座っていると、はよと静帆に後ろから抱きつかれ、体が前のめりに。


危うくオデコを机に強打してしまいそうだった所を、頑張って堪えた。


「はよ!静帆!ビックリさせないでよ!!」


「アハハ、ごめん!1週間に1回はアンタの事からかわないと、変な気がして」


「世那の髪相変わらずフワフワしてるね。ネコの毛みたーい」


直ぐ様怒るけど、2人共全く平気そうで、静帆なんか私の髪を指でイジイジしていた。