私はうんと頷き2人の側へ駆け寄った。 「ねえ、桃菜どういう事??」 「さぁ……昨日メール来てさ」 「そうだったんだ……」 なんだか分からなかったけど、私は何も気にしてませんみたいに 蓮の隣を歩いた。 後から潤くん、が合流し学校に向かった。 蓮は片方の耳にイヤホンをさしながら 歩いていた。 私は黙って蓮のそばを歩く…… なんか変に緊張する…… 「聴くか?」 そう言って私にもう片方のイヤホンを渡す蓮。 私はドキドキしながらそれを受け取り耳にさした。