「そーだよ!歌おうよ!優愛ちゃん!」 「えっ!!いとちゃんまで!」 「みんな思ってるよ!」 そう言うみんなの視線が痛くて私は 半ば無理矢理今大人気のアーティストの歌を熱唱した。 私の歌っている途中に頼んだメロンソーダが 来て凄く焦った……。 でも、歌ってると気分がスッキリして、 なんだか楽しかった。 そして、しばらく経ってから、 「じゃ、そろそろ帰るかー」 と潤くんが言った。 その言葉にみんな賛同して、 割り勘でカラオケ店を出た。