「木下さん?」 この声……。 目隠しされて誰かは分からないけど、 声で誰かが分かった。 「い、池田くんっ!!」 「ちょっ、お前ら何やってんだよ!! 離せよ。嫌がってんだろ!」 池田くんのおかげで私の体の痛みは和らいだ。 池田くんは3人の男の子たちを追っ払ってくれた。 私は自分を抱きしめるようにして その場に座り込んだ。 「…はぁっ………こ、怖かっ、た…」 私の体は恐怖で震えた。 「だ、大丈夫??…じゃねえよな。」 そう言うと同時に私の体は温もりに包まれた。