「優愛……」 「ごめんね。お兄ちゃん、私勉強したいな……」 私はそう言ってお兄ちゃんを部屋から出した。 お兄ちゃんの優しさが今の私には辛い。 ごめんねお兄ちゃん…… 私はベッドにもぐり込み丸まった。 『俺は。優愛なんか好きじゃねえよ。』 蓮の言葉が頭の中をぐるぐる回る。 離れてほしいのに離れてくれない。 蓮の事嫌いになりたいのになれない…… 私だって好きじゃないって言いたいのに。 口が思うように動かない…… 頭から離そうとすると、余計に蓮の顔が浮かぶ。 もうやだ……