周りの子たちもアワアワしてる中で私はお構いなく泣き続けた。 そのころからかな。 私が笑わなくなったのは…… そして何気なく机の中に手を入れるとカサッと何かに手が当たる。 出すと、汚い字で 【ゆあ、またな!】 それだけ書かれた大きな紙が姿を現した。 蓮…… ところどころ滲んでいる文字。 蓮泣いたのかな…… 泣きながら書いてくれたのかな…… 私好きだよ…… 蓮の事。 ずっと忘れないから……