そして放課後。 私と蓮だけになった教室。 席に座る私の前に立って顔を赤くしてる蓮。 『ゆ、優愛。』 『何?蓮、どうしたの?』 『好きだ。俺、優愛が大好き。』 私は突然のことで戸惑って何も言えなかった。 蓮の顔ももっと赤くなっていくし、 私の体も熱くなる。 『優愛?』 『……』 名前を呼ばれたことでもっと恥ずかしくて 私は教室を飛び出してそのまま家へと帰ってしまった。